今回は台湾のエバー航空のオープンジョーチケットで来ているので、最終目的地タイまでの寄り道が多めです(帰りの便はバンコク発)。
ストップオーバーで台北に滞在して、台北からここ、ホーチミンに降り立ちました。
さてはて、バンコクまで行かないと日本には帰れません。さぁ、どうしよう。
最短ルートを捨てて、北へ
ホーチミンからタイへの陸路最短ルートは、西のカンボジアに入ってプノンペン、そこからアンコールワットのシエムレアプを通って、タイのアランヤプラテートに抜けるルートです。
でも、わたしはホーチミンに降り立ったその日に、ベトナムを北の首都ハノイまで縦断してみたくなりました。タイに入るのはそれからでよかろう。うん、そうしよう。
開放的なベトナムの空気は、普段まじめなわたしを楽観主義者にします。
全員、暴走人
何が面白かったって、バイクのけたたましい数。笑うほかありません……。
2車線道路を歩いて渡るのも一苦労。交通事故数は世界一だそうです(インドネシアはちゃんとカウントしていないから、実はインドネシアが世界一という説もあり)。
事故って当然だろうという走り方。というか、普通に走ることはもはや不可能。みんながみんな暴走族。族ではないから、暴走「人」であります。
ものは試しにバイクタクシー、略してバイタクに乗ってみました。おじさんもおばさんも、若い女の子だって暴走人。全員暴走だからお互いの走りを許し合っているのかと思いきや、そうでもなく、「あぶねーんだよ!」という顔でガンを飛ばし合いながら走っています。
接触しそうになって、わたしがにらまれても、「運転している人はこの人ですからぁ〜」とニコリニコリ。バックシートの平和主義者には、ちょっと精神的にきつかったです。
北への向かい方
ベトナムは、もともとフランスの植民地だったこと、ベトナム戦争の文字通り戦場だったことを含めて、見どころ十分。
北へは、シン・カフェをはじめとするツアーバスでまずニャチャンまで、あるいは寝台列車でニャチャンかその先のダナンまで、というのが定番です。
一人旅にニャチャンのビーチは寂しかろう、ということで、次の目的地はニャチャンを飛ばしてダナンから程近いホイアンに設定しました。沢木耕太郎の『一号線を北上せよ』に感化されたせいでもあります……。
バスでダナンやホイアンまでの直通はありません。どうせなら寝台列車で直行したい。バイタクでガ・サイゴン(サイゴン駅)へ行き、チケットを取りました。
ベトナム北上の旅が、ここに始まります。