陸路国境は、タイからマレーシア、マレーシアからシンガポール以来。今回はタイからラオスに渡ります!しかも、国境でビザを取得しなくてはならないのは初めて。
だがしかし、わたしはけっこうなめていました。仲の良いタイとラオスの間を渡るなんて、きっと朝めし前だと。
準備ゼロで国境へ
ガイドブック「メコンの国」にはビザ代30ドルと書いてありますが、米ドルなんて今回は持ってきていません。「まぁ、タイバーツでなんとかなるんでしょう……」とお気楽な構え。プラス写真が必要と書いてあるけれど、「なくても大丈夫だった」という人がネット上にたしかいたっけなぁ?と、これも用意していない。
ネットに転がっている都合の良い体験談を優先してしまうのは、悪いくせです……。
どうにかなるさでタイの出国管理事務所へ。そこでは「行った先のことなど知らん!」という感じで、あっさり出国スタンプをくれます。「米ドルはあるのか?」「写真は用意したのか?」なんて聞いてくれる親切な公務員はいないのです。
メコンを越えて、ラオスへ
10バーツで国境を越えるバスに乗ります。メコン川を渡って国境を越える。そんなバスに乗っていると、気分が高揚してくる。ボーダーを空中で越えて「ラオスだ!」最高の気分です。
バスはメコンを越えて、ラオスのイミグレーションに到着。さて、入国審査だ。入国シートに記入しなくては……って、あ、ペンがない……。恐ろしいくらいに国境をなめている自分。
この先、この国境を目指す人たちよ!先に言っておきます。ペンと写真と30ドルは用意していってください。
顔がはみ出た証明写真
とりあえず近くにいた中東っぽい人にペンを借りて、「ここは何を書くの?」なんて聞きながら入国シートを仕上げます。イミグレーションの列に並ぶと、親切な彼が「いっしょにやってあげるからパスポートをかしな」と。いやいや、パスポートを人に渡すなんて、いくら親切でもできませんよ。
わたしの番になり、係員にパスポートと入国シートを渡します。写真が貼ってないのを見て「写真!」と言うので「ない」と答えると、「おまえはバカか?」という顔でこちらを見ている。
やっぱりダメか……と、最後の手段で用意していた普通のスナップ写真を差し出すも、規定サイズより大きすぎる。そこで規定サイズどおりにペンで線を引き、「カットプリーズ」と差し出すと、係員はその写真のわたしの顔の部分だけを切り取りました。
律儀やのー……と感心していたら、規定サイズギリギリに切ったせいで顔がいっぱいいっぱい。周りの人たちも笑っていました。みんなの写真はバストアップなのに、わたしのは顔がはみ出るくらいでした。
結局、ビザは米ドル建て
和やかになった中、「30ドル」と言われて再び「ない」と言うと、「タイバーツはある?」と聞いてくる。
ほれほれ、やっぱりタイバーツでも行けるんじゃないかーと思いきや、「1500バーツね」だって。やっぱりビザはどこでも米ドル基準かいな……。30ドルで済むところ1500バーツ、日本円で約1500円のロスでした。
皆さんは、国境を越えるときは準備万端で臨んでください。でもここは、平和な国境です。
