首都よりも首都らしい街コルカタ🕌 デリーと真逆の居心地の良さ

首都よりも首都らしい街コルカタ🕌 デリーと真逆の居心地の良さ

デリーから20日間かけて、やっとコルカタに到着。なかでも長居してしまったのはカジュラホーです。北インドの中では、インド人のやかましさから解放される数少ないスポットの一つだったせいで、そこを抜け出すのが億劫になったせいかもしれません。

さて、ここは大都会コルカタ。再びデリーのようなただならぬインド人の喧騒に巻き込まれてしまうのか……と覚悟して、コルカタの鉄道駅Howrahに到着しました。

気合を入れて降り立ったのに、予想と違うこの空気。デリーのようにあちこちから声をかけられるという竜巻がやってきません。あれ?ところ変われば性格も変わるか?普通に歩けるぞ!「これ買え」「あれ買え」「リキシャに乗れ」と、まったくお声が掛からない。ちょっと拍子抜けです。でも、それはそれで非常に居心地が良い。

それでいて大都会!気に入りました。明日からはのんびりお買い物をさせていただこう。

人力車どころかオートリキシャも少ない。走る乗り物はほとんどタクシー。乗っても運賃をぼったくろうといった勢いのあるドライバーも、それほどいません。戦闘体制に入っていたわたしの気持ちはどうしてくれるの?散歩も余裕でできるではないですか……。

いたって普通のことに喜ぶ旅人でした。

それでも、都会には都会の現実がある

がしかし、都会に付き物のストリートチルドレン、ホームレス。コルカタからコルカタ空港に向かう際に通った場所で、どこまでも続くスラム沿いの道を通り、その多さに愕然としました。

彼らは物を乞うことか、人を騙すことでしか食べ物を得ることができないのです。旅行者には、観光名所を見るばかりでなく、その国の現実を見て感じて伝える義務があるのかもしれません。

このようなデリーと対照的な街コルカタ。日本からは直接発着する便はないけれど、北インドを旅するならデリーとコルカタを両方見たほうが、比べる面白さもあると思います。

その場合、喧騒うずまくデリーにいきなり入るよりは、コルカタからインドに入って徐々に慣れていくという旅がおすすめです。到着地デリーで、どこまで「インドなんかへっちゃらさぁ!」という気持ちになれるかが、旅のテーマにもなりますね。

わたしの場合はデリーイン・コルカタアウトだったせいもあり、まず第1日目のデリーで騙されるわ、ぼったくられるわでふんだりけったりでした。それもそれで、今思えば楽しかったんですけどね。