Facebookは何書いて良いのかさっぱりわからん。

ウェブサイトを持っているだけで驚かれた時代🖥️

わたし、Windows98の頃からネットにいます。

引きますよね。でも、当時のネット交流はパソコン通信の延長みたいな世界で、オタクの巣窟でも、怪しい出会いのツールでもなかった。話題のほとんどが「インターネットそれ自体」だったから、初対面でも普通に会話が成立するし、気が合うんです。

ウェブサイトを持っているというだけで「すごい!」と驚かれる。今ほどマナーがどうこう言われることもない。牧歌的な時代でした。

先駆けの人ほど、SNSをやらない逆転現象

今はネットが当たり前になって、話題ごとにコミュニティが細分化されています。そうなると逆に、どこでどうコミュニケーションを取ればいいのか難しくなる。

面白いことに、あの頃の先駆け組ほどSNSに顔を出さなかったりします。「昔は自分たちだけの世界だったのに…」みたいな郷愁なんだと思う。わかるよ、その気持ち😹

Facebookは「何を書けばいいのかわからない」ツール

そんなSNSの中で、わたしがずっと持て余しているのがFacebookです。

チャットでもない。「つぶやき」ほど軽いことを書く場でもない(書いている人もいるけど、いいねがつかなくて寂しそう…)。かといって、毎日発表できるような「ちょっとしたニュース」なんて、人生にそうそうありません。

自分が何かを書けば、友達のタイムラインにも流れるわけです。「だからなに?」と思われることを想像すると、それなりの報告がない限り、ほぼ何も書けない。

2026年、SNSの使い分けはこうなった

今では使い分けがだいぶはっきりしてきて、多くの人の共通認識になっていると思います。

  • Facebook:実名の知人・仕事関係との交流。もはや名刺とメールの中間
  • X(旧Twitter):面識のない人ともつながる、不特定多数との交流の場
  • Threads / Bluesky:Xの混沌に疲れた人たちが流れ着いた新天地
  • Instagram:ビジュアルと日常。検索エンジン代わりに使う人も

わたしにとってFacebookは、もはやメールサービスです。誕生日のおめでとうコメントを年に一度いただいて、それにお礼を書く。それがわたしのタイムラインの全更新履歴📅

いいね3桁、集客効果ゼロ。Facebookビジネス運用の失敗談

ウェブの仕事をしていた頃、クライアントさんに「Facebookは新規顧客の獲得を目標とするビジネスツールとしては向かない」とアドバイスしたことがあります。

その方はFacebook「信者」級の方でした。どこぞのFacebookマスター先生のセミナーに通い、見ず知らずの人たち数千人とつながっている。何か書けば、いいねが軽く3桁つく。

でも、ここがビックリなんですが、集客効果はゼロなんです。

一方で、その方を知ったわたしの知人は「いいねがたくさんつくから人気があるんだね」と誤解する。いわゆる「はったり」のツールとしては使えるんだな、と思いました。

いいねは、単なる1クリック

Facebookのビジネス運用失敗談なら、いくらでもあります(笑)

10万いいねされているFacebookページでオススメしてもらった記事につくいいねが、30くらい。アプリをせっせと作って運用していた時期もありますが、暖簾に腕押し。

いいねは単なる1クリックです。指は動いても、財布は1ミリも動かない。

これ、2026年の今も本質は変わっていないと思います。プラットフォームがXになろうがThreadsになろうが、「いいね=人気=売上」ではない。エンゲージメントと購買は、別の生き物なんです。

「いいねがその程度の人に言われたくない」事件

ほとんど使っていないわたしの個人アカウント。誕生日のおめでとうコメントは3、40件程度です。

それを見た、先ほどのFacebook信者の元クライアントさんから一言。

「Facebookはビジネスに使えないと言うけど、いいねがその程度の人に言われたくない」

「個人では使ってないし…年一回だし…」って言いたかったけど、まぁ確かに、友達は多くはないですよね。少なくないとも思うけど。その時はもうクライアントさんではなかったので、スルーしました。

集客ツールとしてのFacebookを否定されたことが、相当悲しかったみたいです。数百いいねのFacebookページを散々運用してきた上での結論だったんだけどな…。それ以来、個人アカウントで発信するのがさらに嫌になりました。

ネットで新規顧客を獲得したいなら、導線設計がすべて

当時わたしがおすすめしていたのは「X]→ブログ→ウェブサイト」という導線でした。

2026年の今なら、こうなると思います。

  • 入口:ショート動画やX・Threadsなどの「流れていくSNS」で認知してもらう
  • 中継地:noteやブログなどの「蓄積されるメディア」で信頼を積む
  • ゴール:公式サイト・LPで申し込みや購入へ

入口が多様化しただけで、構造は昔とまったく同じです。「流れる場所」で知ってもらい、「積もる場所」で好きになってもらう。Facebookはこの導線のどこにも入りにくい、というのがわたしの結論です。

「人気があるかないか」という尺度の怖さ

いいねの数で「この人は人気がある、ない」を判断している人は、今もかなりいます。

それって、怖いことだと思いませんか。

数字は尺度のひとつでしかないのに、いつの間にか人そのものの値札みたいに扱われてしまう。かく言うわたしも、数字に一喜一憂してしまう側の人間なので、偉そうなことは言えないんですけどね😹

だからせめて、自分だけは「いいねの数」じゃなくて「何を書いているか」で人を見たいなと思っています。