TABIMELO

才能あるアーティストは顔隠す

ブログもTwitterも自慢ばかり。
基本的に人間とはそんなものらしい
とパスカルが言っていた。
僕じゃないです
NHKでパスカルの「パンセ」という名著を以前、特集していました。
その解説のなかに、
人は基本、すごいだろ?という思いを込めて「どーだ」と言いたい生き物なんですと。
いやいや、そんなことない、わたしは謙虚ですという人でもある意味「どーだ」なのですと。
詳しい解説は省きますが…
前者を「陽どーだ」後者を「陰どーだ」とよぶことにしましょうだって。
それ聞いてからTwitterやFacebook、ブログを見ると、もう「どーだ」にしか見えないんです。
でも、ある意味、僕が今、こうして書いているこの文章も「どーだ」の部類で
こんなことを知りました、どーだ!という内容です。
それで良いのだというわけです。
さて、そんな中、
顔を隠すアーティストがいますよね。
BEAT CRUSADERSなんか常にお面かぶってますし
GREEEENはお顔を見せません。
AKB48のFLYING GETを英語でカバーしたGILLEも正体は誰だ?
みたいな。
その「あり方」が美しいな…と思うわけです。
能ある鷹は爪隠す

才能あるアーティストは顔隠す
私の事なんてどうでもいいから、作品を感じて下さい。
そう言ってるんだろ。
見習おうと思いました。
おれ、こんなことやってます!は程ほどに、さりげなくポーンと作品だけを放り込みます。
つぶやきのほとんどが、
私、こんな忙しいの、どーだ!
であふれてます。
知らんがな。でも、それが生きている証なのね。

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