芸能人は意見を言わない

最近、気付いたことがあるのね。
芸能人のブログを読むと、「意見」がないよね。
「思い」と「感想」はあるけど、意見がないよね。
山本太郎さんがその「意見」を書いたら、とんでもないことになったんだよね。
なるへそ
僕は小さなステージとはいえ、人前に立ったり、しゃべったりするお仕事をしていても、フリーなので、そこは自由にやってきたんです。
時々、もろプライベートなことも書いて、「ありえん！」とか、こりゃ「意見」だ。
ツイッターもそうで、芸能人は絶対に「意見」を書かない。
それはね
事務所からブレーキを踏まれているからなんでしょう
NGワードも決められているはず
僕はね、それが正解だと思う
だってミッキーマウスが、「僕はこう思うよ！」って持論を並べたら全世界から愛されなくなるでしょ？
よく俳優さんや女優さんがインタビューで言う言葉
作家さんの言いたいことを伝えるのが私達の役目です
自分をしっかり持て！という世の中の風潮の中、こんなに謙虚な仕事があるわけですよね。
しかし、僕のこの中途半端な立ち位置は何なんだ？と思った。
芸能人にもなりきれていない、脚本家、演出家、作曲家としても依然、中途半端な立ち位置にいる中途半端な人間は、意見を書かない方がいいのかな・・・
いや、待てよ
それは作品で投げかけるものじゃないか？？？
その場合も押しつけではなくて
僕はこう思う、あなたはどう思いますか？
こういうスタンスで書くことが大事なのかな
ただ、思った
意見を言わずに、何を考えて、何を思っているかを言わずに人々から愛されるあの人達って・・・
技術と、それ以外に元々持ってるうちから出るもので勝負してるんだな
すごいな・・・なるほどな
ぼちぼち自分の立ち位置決めないとな
あなたもそっちの人でしょ？って言ってくれたライターさんにまた出会ってしまった。