夢をあきらめる瞬間

勝手に尊敬させていただいている放送作家、鈴木おさむさんのブログに親友が芸能界を引退するという記事が掲載されました。
解散
一瞬、島田紳助さんの記事かと思ったんだけど、カリカのツッコミ、林さんのことでした。
記事の最後に

皆さんに聞きたいです。
友達が夢を諦めると決めた時に、あなたはなんていってあげられますか?
残念だったね。
がんばったね。。
おめでとう・・・
どの言葉を言ってあげたいですか??

と締めくくられているんですけど、僕ももはや30代の中盤を過ぎました。
20代後半から30代前半にかけて、たくさんの仲間たちが夢をあきらめていったんですね
芝居や音楽の夢を
$いざ、前進のレシピ
ほぼ、一度も芸能界の日の光を浴びないまま
ミュージシャンのやつはライヴハウスのレギュラーや、役者仲間はカラオケ映像の主役くらいか…舞台ではそこそこ大きな劇団でも準主役よりも一歩手前とか
鈴木おさむさんの言う、0→1でいうと、たぶん、0.2か0.3くらいのところだったのかもしれない。
ちなみにボクの場合は、そういうレースから早々にドロップアウトしてギターを抱えてアジアを放浪したり、子供達に歌や芝居を教えたり、とにかくライヴハウスで歌うことに専念したりしていたから、上に行こうとは思ってなかったんですね。
そんなわけで挫折や「夢をあきらめる」っていう瞬間はなかったんです。
今は、30代にしてラジオパーソナリティとして、シナリオライターとして第二の夢の続きを歩み出しましたけど
だもんで、友人たちが夢をあきらめる瞬間っていうのを端から見てきた。
なんて言ってあげたんだっけか…
忘れたあせる
たぶん、「そっか・・・」とかそんな感じで、照れもあったんだと思うけど、親友だけになんかかっこつけた言葉も出なかったな
なかでも、親友である一人は、今では、芸能界のトップクラスの人達と仕事をしています。
裏方として。
森山直太朗さんと会ったとか、野際陽子さんと会ったとか、自分の憧れている人達の名前が普通に会話からでてくると、なんだかスゴイやつだなと半ば、今、やっと夢を追い始めている自分のほうが嫉妬してしまうんですよね。
たぶんね、夢をあきらめた後でも、夢を追い求めていたときに手に入れたモノが次の人生の燃料になるんだと思うよ。
だから、夢を追い求めている時間っていうのは、結果がどうあれ、ぜったい無駄になんかならず自分の人生を彩ってくれると信じているのです。

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