オフィスにまで来たNHK
最近、NHKさん(正確に言うとNHKから委託を受けた方)がやってきて、テレビありますか?って言う。
表札は会社名。
オフィスですよ。
ここまで来るか…と思ったけど、実際、テレビは置いていないので正直に「ないです」と答えました。
「一応、中を確認させていただくこともあるんですけど、大丈夫ですよね」って言う。
「見たければどうぞ」
「いえ、大丈夫です」と笑顔を見せたNHK。
カマかけたのね。
ついでなので質問をぶつけてみた。
「資料再生用にBrurayを置こうか考えているんですけど、それも対象ですか?」
パソコンディスプレイにつなげようと何だろうと受信できれば対象なんですと。
その言い分はわかりそうだけど、「資料再生用」だぞ。
「アンテナつなげなければいいんでしょ?」
「そうですね」
なるほど、アンテナつなげなければいいわけだ。
「ワンセグは?」
「受信できれば、対象になります」
これにはびっくり。怖すぎる。ちなみに僕の端末はワンセグ見られるけど、契約は個人で家ではNHK受信料を払っているので、新たに払う必要はないんですけど。
会社で携帯を契約していたらこの時点でアウトだったらしい。
会社で携帯を契約しているケースはいくらでもある。それでいてオフィスにテレビがないことの方が多い。それでも、受信料を払わなければならない!?
この徴収方法はやっぱり黒!だと思うその理由
というわけで僕の場合、会社で新たに受信料を払う必要は全くなかったわけですけど、会社経営者として(いや、そうでなくても)この徴収方法はかなりおかしいと感じるはず。
勝手に電波を飛ばしておいて、こちらが受信しなくても、受信ができる状況であるならば受信料を払ってください!?
ケータイについているワンセグ機能。ついているものには外せるわけもない。それでも受信できるので、受信料を払ってくださいってその電波、はさみで切れませんよね…
一企業としてそれが許されるのならば、コミュニティFMを立ち上げて、有料放送を謳って、「ラジオありますか?うちの電波拾えますよね?受信料をください」って言って良いのでしょうか?
これは企業がやってよいハードルを越えていると個人的に思うわけですが、みなさんはいかがですか?
ちなみに、「72時間」や大河ドラマ、好きで家では見ている。有料放送だということは知っているので知ったうえで家では払っている。でも、問題は見ない人の場合。その対価はどこにあるのだろう?徴収して良いわけない。
日々、サービスを磨きお客さんに満足してもらうために!と考え会社を経営している。
経営者として当たり前ですが、NHKの視聴契約には、そういう部分が全くない。
テレビや端末はNHKが作ったものではないし、他人の作ったものでお金をいただくというコンセプト自体がこの経済に存在して良いわけがない。
もちろん、番組には価値があると思う。何度も言うけど、問題は見ない人の場合。
有料ならスカパーやWOWOWみたいにやってください。契約や徴収のための営業人件費も減らせると思います。そうすれば契約料ももっと下げられると思います。
グレーではなく黒ではないんでしょうか?
この記事、公開後の追記
公共電波というものはもちろん必要だと思いますが、たとえば災害時などもっと狭いエリアごとの詳細情報が必要になると思います。
更に停電になればテレビどころではないわけですし。
NHKに受信料を払う仕組みよりも、公共電波を意識するならば全国的にコミュニティFMを整備して行政がバックアップするべきだと思います。
スマホやケータイ端末にもパケット以外にも電波で拾えるラジオ機能があったらよいと思っています。
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