コミュニティFMから卒業しない方がいい♪

創作活動
Male radio dj working in front of microphone, computer and mixing console on radio. Caucasian male radio dj in headset working on a radio station. Vector flat design illustration. Square layout.

たとえばキー局のラジオパーソナリティーになれたとして

どんなに実力のあるラジオパーソナリティーでも、自分の番組を2年、3年と続けていくことはとても難しい。

リスナーは新しいもの、違ったモノを求め始める。
スポンサーの、見込み顧客も変わってくる、たくさんの変化に対応できる番組というのはそうそうない。
みんな本当に苦労している。

僕が好きになったラジオパーソナリティーも、今はどこで何をやっているのだろう?という人もいる。

ラジオパーソナリティーが番組を降りた後、その人はラジオパーソナリティーと言うのだろうか?
なんとも残酷な肩書きだ。仕事がないと肩書きも失ってしまうなんて。

実は僕もその中の1人だ。今、番組を持っていない。

ラジオ番組がないときの「ラジオパーソナリティー」の肩書き

肩書きは?と聞かれると、「MC、司会」と答えることが多い。ラジオパーソナリティーと答えると、今、番組を持っていない分、ちょっと語弊がある。

地方のFM局で番組をやり続けている人が、セミナーや芸能事務所を通してキー局に上がる。

たぶん、もって5年。およそ番組は3年以内には終わる。長寿番組でもパーソナリティーが「卒業」という名の下、循環していく。これは仕方ない、寿命みたいなものだ。

でも、一度、キー局に上がると、次にローカルFM局で番組を持った時、なんだか、上から落ちてきたような印象を与えてしまう。ラジオパーソナリティー以外でも、メインステージがなくなって、最終的にローカルFM局で番組をもつタレントさんがけっこういる。

コミュニティFMや地方のローカルFM局はなんだかセーフティーネットのような印象さえある。

ローカルFM局を使って不老不死を手に入れる

思うに、売れる前からローカルFM局で番組をやって、売れても、落ちても、ずっとそこだけは辞めずに番組を放送し続けていたらどうなんだろう?

売れている時もやり続けていることのかっこよさもあるし、どんな実力のある人でも、波はあるわけで、そんなときでも自分のホームグラウンドみたいにそこでやり続けること。

いわゆる皆がセーフティーネットとして使うポジションに居座ることで、それはセーフティーネットではなくホームグラウンドになる。
更にそれは、上から落ちてきたわけでもなく、最初から一貫してやり続けている場所なわけです。皆がセーフティーネットとして使うような場所なので、ここから落ちることもないでしょう。
つまり、タレントとして不老不死の薬を手に入れたようなものではないのか?とさえ思ったりする。

もちろん、そこでリスナーを飽きさせず、番組を存続させていくことは簡単なことではないですが、仮に一度、売れたとしたら、その時に獲得できたファンの一部はずっと付いてきてくれることでしょう。いまでは、ほとんどのFM局がインターネット配信を行っていて全世界で聞くことが出来ますから、ローカルだとか、そんなものは関係ないわけですよね。

売れて、落ちてきてからやるのではなくて、今、やるべきという人が結構いると思います。

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