うそつきの特盛り ジェンシーからカジュラホー

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アーグラーからコルカタに向かう場合、次に向かうポイントはだいたい二つに分かれる。バナーラスに一気に行くか、カジュラホーに寄っていくか。

カジュラホーは交通の便が良くないのでどうやら飛ばしてしまう旅行者も多いようだけど、ぜひ寄ってもらいたい僕のお気に入りの街。その際に一つの難所がありますが・・・

アグラ・カント駅から2時間半でジェンシー。ジェンシーからカジュラホー行きのバスは2箇所から出ています。駅前と駅から4~5km離れたバスステーション。

アグラ・カント8:15発の列車がディレイで8:35に出発した。ジェンシー到着時刻はそのせいで当初の予定より20分遅れて11時。

ジェンシーではまず駅のツアリストオフィスでバスの時刻を確認して2箇所あるうちのどちらかの乗り場まで行くようにとアグラのゲストハウスのおじさんに聞いていたのでまずツアリストオフィスを探していたら一人の男が声を掛けてきた。

ツアリストオフィスか?こっちだこっちだ!と後をついていくとなんだか同じところをぐるっと回っているような錯覚・・・いや、錯覚ではない。ここだと言うとさっきこの男が声を掛けてきたところではないか

意味がわからなかったがとりあえず時刻表を確認すると・・・

11:00 駅前

11:45 バスステーション

とある。時刻は11:05。なるほど、おぃ、おめーはリキシャだろ?と聞くと「そうだ、11時のバスは行ったから俺のリキシャでバスステーションまで行こう、60ルピーだ」と言ってくる。

ふざけたやつだ・・・だが、インドのバスが正確な時刻に来るわけがない。駅前のバス乗り場をツアリストオフィスで聞き向かったところ白人旅行者の母娘といった感じの二人がカジュラホーへ向かうためバスを待っている。10時から待っているから11時のバスが行ってしまったわけがないと言うがその周りにはリキシャのおっさん、タクシーのおっさん、外人を見に来た野次馬ギャラリーなどなど盛りだくさんの大盛況。

バスは来ないよ。一人400ルピーでカジュラホーまで行くぞとタクシードライバー。11:45のはVIPバスだぞ。ここで待っててもインド人しか乗れないバスだぞ。挙句の果てに今日のバスは来ないようだ等わかりきったウソウソウソ。

だぁー!!!うるせー!!!散れ散れ散れ!と言いながら待っていたらカジュラホ行きのバスが来た!こらー!うそつきー!へへへ~んと乗ろうとしたのも束の間・・・

満席、流れ乗りをしなくちゃいけない、背中には大きなバックパック。躊躇し・・・やめた。あれで4時間はきついかもしれない。

くそぉー・・・このままではこいつらの思う壺ではないか・・・

ならば、11:45のバスがVIPと言ったやつを探し、おい、お前!バスのチケットを買ってバスの座席に座れた時点で金を払う。もし、バスに乗れなかったら金は払わない。乗れたとしても席に座れなかったら払わないぞ!それでもバス停まで60ルピーで連れて行くか?と聞いたら「まかせておけ!」の一声。

大急ぎでバス停に行くと、バスは話とは違うローカルバスだけどそいつはせっせとバスを見つけ座席を確保し約束どおり座ることができた。

あとは4時間耐えれば目指すカジュラホー。ジェンシーのうそつきに疲れ眠っていたらすぐに着いてしまった。

平気でウソをつくインド人に慣れてきてはいるけれど1周同じところをぐるっとまわってここだって・・・怒る気にもなれない。