オーディションに合格する戦略。

ライフ

オーディションに落ちる。

そんな経験、たくさんしてきました。主に俳優として受けたことが多かったです。
たまたま合格率が良かったのが舞台だったので、僕の芸歴が舞台よりになったに過ぎず、もともとはテレビ俳優になりたかったー(遠い眼差し)
音楽活動もしてきましたが、なぜか、音楽はオーディションを回避して、ひたすらライヴハウスで歌い続けていたけど、そのせいか、タイミングを逃してきたのかも?(負け惜しみ?)

最近、キャスティング会社を経営している友人に頼まれて、あるテーマに合う歌手を探していました。
人づてに集まったデモ音源をまず、その友人に聞かせる前に確認してみました。
エラーがあってはいけないと思ったからです。

たくさんの熱の入った作品が集まってスゴく感謝しました。SりーY田さん、ありがとー!!!!

たとえば、「これ、今回の趣旨とはあわないなー」というものがあるにはあるんです。

その友人は普通に電話を掛けて出たためしがない、着信を拾って自分のタイミングで折り返してくる自分勝手なやつ(笑)だ。
おかげで毎回、電話代がかからなくて助かってますが。。。(たまには一発で出て見ろ)
合わないものを渡すわけにも行かず(今回は、アーティストの推薦、つまりはフィルタリングもやることになるわけで、失礼を承知で、フィルタリングさせていただきました。)

ただ、今回、自分がフィルタリングをしていて、とても勉強になりました。

テーマに沿うか?我を通すか

小塚ツルギlive in 渋谷多作

オーディションの場合、そのオーディションにテーマがある場合は、テーマに沿わない時点で、フィルタリングの段階からはずれてしまいます。
どんなオーディションも必ず最終審査員の手に渡るわけではないはず。

途中にフィルタリングが入るはずです。全部見るのはアメリカンアイドルくらいだろう・・・(いや、あれもどうだか・・・?)

アーティストはアーティストだけに我を通す人が多いし、当然なんだろうけど、お仕事!として考えたときでさえも、我を通し続けるのは、世の中広しといえどアーティストくらいのもので、(自分も含めて)。
そのことが機会の損失になっていたのかということを今回、フィルタリングをしていて初めて気付かされたわけです。

もちろん、お仕事として捉えた時の話なので、我を通し続けるのが主義というアーティストを否定するわけではないです!(が、メジャー指向の方にとっては諸刃の剣でしょうね)

たとえば、僕はデザインの仕事もしていますが、我を通し続けることなどできるわけもなく、チラシや会社案内、ウェブサイトなど、そこはお客さんの商品やサービスをアピールするステージなので、自分がこれで完璧!と思ったデザインさえも、デザインの分野では素人であるお客さんの言うことのほうが絶対です。極力従います。
明らかに逆効果になると感じたときは提案しますが、お客さんの提案と希望に添った形の中から新たなアイディアを提案します。(言いなりとは違いますよ!デザインの効果とお客さんの希望の最高到達点を探すんです。結果的に良くなることの方が多いです。)

オーディションに受かるためには、我を通すのももちろん、戦略ですが、現時点、テーマに沿う、市場のニーズに合わせる、プロデューサーの趣味嗜好を捉えるというのも、更なる強い戦略の一つだと改めて思いました。

ましてや、フィルタリングにひっかかるレベルでは、一生食っていけないだろう・・・なるほどなるほど、がんばろう、ボクの場合はシナリオの話です。
音楽は-、今や、我を通し続けていくことしか考えてませんので。。。
いやちがいます、自分テイスト以外のものを敢えて作る技術がないのです・・・ミュージカルとポップスのみの作曲家です。

過去にテクノ、民謡など、撃沈していますので、あきらめました。ぎりぎりロックまではOKです。
作曲依頼もどうぞ♪(宣伝告知で締めるのか・・・)

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