昨日、シアターコクーンで観劇してきました。
蜷川幸雄演出「たいこどんどん」
江戸日本橋の薬酒問屋の若旦那・清之助と、忠実なたいこもち桃八が、ひょんなことから漂流し、拾われた船に連れて行かれたのが東北・釜石。
ここからはじまる珍道中。
九年の歳月、流れ流され…。
3時間以上の芝居だったんですけど、それを感じさせない展開
悲惨な物語なのに、笑って観ていられる不思議さは、たいこもち桃八の器の大きさにあるんでしょうね
器のでかい人間とは、なんと魅力的なことか
器がでかい人間は、前向きで、時には、自分に起きた不幸を恨むこともあるけども、その原因を作った相手でさえ、簡単に許すことができる
スゴイ簡単に、一瞬で許していました
この舞台で桃八から学んだことはとても大きかったです。
ちなみに、桃八は、古田新太さん
中村橋之助さんも素敵でした。実は、ぼく、昔、歌舞伎座の舞台で共演したことがあるんですよ
そして、なんといっても鈴木京香さん
オーラが・・・
美しさの次元が違いますね
六平直政さんの存在感もびっくりしましたが・・・
同じ人間とは思えない(いい意味で)
そして、F1ファンで、元バレーボール部の僕にとって、大好きな存在である姉さん。
え!?なんで、素子姉さんがこんなところに出演しているんだ
とびっくり
大林素子さんも出演されていたんですね
元スポーツ選手でドラマではなく、舞台に舞台っちゅーのは、役者専業者の場だとおもってたけど、こうして芝居をこなしてしまう姉さんには驚いた。
マジ、ファン度が上がった。
そんなものすごい方々を生で観ていたら
なんかもう、なんでもいいから、自分もすごくなりたいと。
とても抽象的なやる気に駆られるのでした
蜷川幸雄演出、この先も見続けていきたいと思っています
コメント
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僕は、蜷川さんの演出は好きで、結構前から見てます。
あれでもう喜寿を超えてるんですからね。
演出家も人間とは思えませんよね。