スマートフォンで放射線量を計測する？

シナリオを書くとき、けっこう高い確率で携帯電話を登場させてしまう。

なんだか悔しくて、あえて使わないでやろうと思うこともあるんだけど、現代人を描くと自然な成り行きで使わざるを得ないんです。
昔のドラマや映画を見ると、公衆電話だったり、黒電話だったり、レトロ感を感じさせる決定的な小道具が電話なのかなと。ある意味便利ですよね。
で、今日の日経に載っていたんですが

ドコモ、スマホで放射線量を計測 専用ケースにセンサー
　ＮＴＴドコモは21日、スマートフォン（高機能携帯電話＝スマホ）で放射線量や紫外線量などを計測する新技術を開発したと発表した。専用ケース＝写真＝に取り付けたセンサーで測定、スマートフォンのアプリ（応用ソフト）で結果を確認する仕組み。ケースの入れ替えで災害対策や健康管理など幅広い用途に応用できる。

時代の合わせ鏡のような携帯電話
今、また、進化し続けていて
これから短くとも３０年、放射線のことを考え続けなくちゃいけない東日本
この野菜は大丈夫なのかどうか？スーパーや八百屋さんで野菜に携帯電話をあてて確認するような光景がそこまで来ているのかも
こういうのに鼻を利かせて、逆に、近未来を描く上でシナリオの中で先取りするのも良いのかもしれません。
もちろん、ふざけ半分、エンターテイメントの要素としてというよりも、メッセージを込めて、シナリオの中で表現する。それを見た視聴者がどう感じるのか？そういうことで考えてもらいながら未来を創造していく材料にシナリオを始め、映画、ドラマがあっても良いなと思っています。