市場にお金を投入っていうが、受け取るポジションに立とう

最近は、ない「ばらまき政策」

参議院選挙が終わったばかりですが、選挙のたびに批判される「ばらまき政策」

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かといって、ばらまいて、ちょうだいできる立場であれば一時的であっても、正直、嬉しい。

時々、臨時の子育て支援で、お小遣いのようなものが受け取れることがある。

これも一種のバラマキなのかも。

かつての地域振興券。正直、うらやましかった。

かつて、僕がバンドマンのフリーター時代、時代は小渕内閣の時代。

緊急経済対策の一つとして地域振興というものが発行されました。1枚千円の金券で、15歳以下の子供がいる世帯は子供1人につき2万円、住民税が非課税の65歳以上の高齢者は1人につき2万円が支給された。

僕は超ド級の貧乏ミュージシャンで、深夜のコンビニのレジに立ちながら、なぜ、俺のところに来ない!とひがみながらその商品券をレジで受け取っていた。

ばらまき総額は6,000億円以上にのぼったそうですが、たしかに経済学の観点からすると、市場にお金を投入すればその経済効果は相乗効果を発して、結果的に2倍、3倍、それ以上にお金が動くことになる論理がある。

ただ、これがダメダメだった理由が、普段使う消費を地域振興券に置き換えられただけであって、現金は貯蓄に回されたということ。

あの時代は不景気の真っただ中でしたから当然と言えば当然。

一般家庭にお金をばらまいても意味がないということがわかった失策中の失策と言われていますよね。

そうであるならば、市場の中でも絶対に使うところにお金を投入するべきだ。

それは、事業者。

個人事業主や、中小企業は、使いたくても使えないというところがほとんど。

彼らにお金をばらまけば、(と言葉は良くないですが、)必ず使う。

それが事業者向けの助成金であり、補助金だ。

事業計画を提出してもらい、実行後、かかった経費の3分の2まで補助しますとやれば、確実に市場投入したお金は使ってもらえる。というか、この場合、支給するタイミングは使った後だもの。

助成されるまでの事業者はどうするか?銀行にお金を借りるわけですよね。

銀行もうれしい。

経済が活性化する。

個人事業主、中小企業はどんどん申請するべきだ

助成金、補助金申請、請求担当者が一人いても良いくらいだと思う。

中小企業は、日本全体421万企業のうち99.7%を占める。

補助金や助成金をばらまきと揶揄する声はほとんど聞かない。

そういう声が上がった時は補助金、助成金の審査基準で調整することも可能というのもある。

政府、日銀は市場にお金を投入したい。

中小企業はキャッシュが足りない。

WIN-WINな関係なんだから、もっと積極的に活用するべきだと思います。

なんでそんなに活用されないかって、補助金や助成金のプロモーションをやってないからですよね。

知る人ぞ知る。知ってる人だけが得をしている。

先日、某補助金申請通りました。

個人事業主が申請できるものもたくさんあります。

僕の会社は僕一人で運営していますが、そんな会社でも補助金申請が下りています。

3分の2補助で最大50万円の補助金ですから、75万円のプロジェクトが25万円で実行できます。

すべて自己資金で事業を運営するのは至難の業。

事業計画書の書き方も学びながら、補助金が下りたという連絡を受けるたびに、学びはお金になると実感します。

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