パソコンもスマートフォンも使っていると劣化する。電子書籍リーダーも同じだった。
この記事は2016年3月のものですが2020年11月にリライトしています。
処理速度がどんどん落ちていき最後はサヨナラ。
デジタル機器が2020年もいまだこんな感じ。これは計画的陳腐化を狙い新製品の購入を促すための施策とも言える。
一概に「悪」とは言えない部分があります。
電子書籍リーダーも劣化する?
amazonのKindle VS 楽天のkobo
僕は2台とも使ってきましたが、この度、そのどちらかを「もう、使わない!」と決めました。
Kindleはpaper whiteです。
koboはkobo gloです。
どちらも購入は2014年の春。ほぼ同時に購入しています。
検証したのは2016年の同じ時期。
スマートフォンであれば2年持てば良い方ですが、電子書籍端末でここまで劣化するか?と思うほどに、まず、使い物にならないレベルまで劣化したのです。
というわけで、「そちらのリーダー」の新機種は買い替えるのをやめ、「そちらの電子書籍」はもう買わないと決心しました。
さて、その「そちら」はどちらだと思いますか?
そちらの電子書籍リーダーの症状は?
どちらも1年以上長く使ってきましたが、片方はページ送りが遅くなり、挿絵などの画像が入ってくると確実に落ちるようになりました。
もう片方はサクサクです。2年経っても何の問題もありません。
片方は、マーカーを指定しても思ったところに引けず、反応もやたら鈍い。
でも、もう片方はサクサクです。
どちらがkoboでどちらがKindleか?
劣化が激しかったのはkoboです。電子書籍を読むと反応の鈍さ、上記に挙げた症状でフラストレーションがかなりたまります。使っていた期間は1年半かそこらですが今では全く読めたものではない。
方や使い続けてもサクサク度が落ちないのはKindleです。買った当初と変わらない動きを見せてくれています。
ただ、koboで買ってきた電子書籍が無駄になるのも嫌ですが、koboを買い替えるなら、そのコストでkoboで購入した本をKindleで書い直した方が良いと判断しました。
日本企業なだけに頑張ってほしかったけど、残念!ただ、koboのデスクトップリーダーはサクサクなのでペーパービューでは見づらいような本はkobo デスクトップで引き続きお世話になります。
おそらく現在のkoboは当然、改善もされ素晴らしい商品になっているであろうことは容易に想像できます。
どちらも2014年に購入した初期のモデルですが、やはりその頃の経験を今でも引きずるのは当然なのだと思います。
よっぽどのことがない限りkoboには戻らないでしょう。
本を読む程度のツールなのだから、使わないアップグレードなどせずにとにかく動きも軽く、見やすく、目が疲れない。
それだけ目指してくれれば、後は本に投資したい。
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