スマートスピーカーは各家庭に浸透するとみた!
この前、息子が妻を「アレクサ」と呼んでしまったのを見て今年イチウケた。
アレクサに算数の計算させるなよと釘を打っている。もちろん、息子は守っている(はずだ)。
子どもがはまるものはだいたい浸透する。子どもがはまるということはシンプルでイージーな証拠。
シンプルでイージーなものは生活に溶け込みますよね。
アレクサのもっともお気に入りの使い方はラジオ。
アレクサでラジオを聞くようになった。「アレクサ、TOKYO FM流して!」
でも、アレクサはradikoとtuneinアプリを通しているのでそこに登録されている局以外は流せない。
radikoはもちろんキー局だけど、tuneinにはコミュニティFMは入っていないのか?どこの局だったら反応してくれるのか?調べてみた。
ウェブサイトを見てみると10万のラジオ局と記されている。
それなのに、僕がちょこちょこ出演させてもらっている、レインボータウンFMも、うららFMも、FMカオンも、最近、教え子がパーソナリティデビューしたFMさがみも流れない。
「レインボータウンエフエムというラジオ局は見つかりませんでした。」って言う。
それでは、その10万局の中身はなんだろう?
Tuneinで「アジア>日本>神奈川」でソートをかけて出てきたラジオ局一覧
- FM おだわら
- FMブルー湘南
- FMやまと
- FMヨコハマ
- ラジオ日本
- 鎌倉エフエム
- FM湘南ナパサ
- 湘南ビーチFM
- FM湘南マジックウェイブ
キー局とコミュニティFMが入り乱れているリスト。
でも、たったこれだけ。
でも、最近立ち上がったばかりのFM湘南マジックウェイブがある。
どういう基準でここにリストされるのか?サイマル放送をしていれば自然とTuneinのリストにも入ってくるのではないのか?と調べてみた。
なんと、そんなことはなかった。
TUNEINに自局を追加する方法は?
あった。放送局向けヘルプのページだ。ここに配信しているストリーミングURLを入力すれば良いのだ。
要するに手動による追加だったのだ。
なーんだ♪
全国のコミュニティFMの方、ぜひ、登録を!!!
ということは・・・ストリーミングURLがあれば放送電波を流していないストリーミングのネットラジオでも登録できるのではないか?という仮説が成立する。
ストリーミングのラジオ局が登録できてスマートスピーカーで呼び出せたらこれはもう立派なラジオ局。
いまやラジオでラジオを聞く時代ではない。
むしろ、radikoやtuneinのアプリを通してラジオは聞かれているのだ。
キー局を立ち上げるのはさすがにハードルが高すぎるというか、そんなものを目標にしたら寿命の方が先に来てしまう。
かといって、コミュニティFMを立ち上げるのもおよそ5,000万円の予算が必要。更にその運営には相当な工夫と努力が必要になる。
でも、ストリーミング放送のラジオ局なら多分、そんなにハードルは高くない。
配信専用サーバーを契約して番組を生配信を続ける環境があればできる(と思う)。
更にそれがTuneinに登録できれば、放送局の開局。もちろん、Jasracとの契約なども欠かせない。
(Jasracとの契約は実はそんなに難しくない。)
ちょっと夢が広がった。ちなみに動画配信専用サーバーというものが存在するので、これを使えれば多分問題ないはず。
配信専用サーバーメディアイメージ
スマートスピーカーでラジオを聞く時代
ストリーミング放送ができるラジオ局を作れれば充分だ。
逆にラジオの電波で放送だけしていて、Tuneinに登録していないなんてもったいない。
ましてや、ツイキャスやFresh!!に同時生配信もしていないなんてもったいない。
スマートスピーカーで聞かれないぞ。PCやスマホで聞かれないぞ。
全国のコミュニティFMの皆さん、サイマル放送だけで安心していてはいけない。
今時、サイマル放送のウェブサイトにいって上からスクロールしてラジオ局の再生ボタンをクリックなんてしませんよ!とだけ忠告しておきます。
というわけでストリーミングのラジオ局を立ち上げてTuneinにバッチリ登録できるのか?の実験がしたい
多分、そんな簡単にはいかないだろう。アレクサに言って出てくるまでには相当な苦労があるだろう。
結局、放送電波も流してないとダメとかどこかでひっかかる可能性もあるかもしれない。でも、わからないからこそ実験したい衝動に駆られている。
もちろん、あっけなくできてしまったというオチがあればこれは最高だ。
Tuneinアプリで聞ければ、震災の時にツイッターが活躍したようにオンラインはそう簡単には落ちない。
わざわざ山の上からラジオの電波を飛ばさなくても行政と連携して日頃からTuneinアプリをインストールしておいてもらっていざというときは防災ラジオとして使ってもらうという使い方も成立するのでは?とも思ったりする。
ともにラジオ局設立チームを立ち上げようか?なんてことをうっすら思ったりもするけども、大切なのは、ラジオで放送する番組の中身。
立ち上げから、設立後の運営まで、協力できるようなチームが作れれば、これ、挑戦する価値があるのかなとも思ったりする。
1人じゃ到底できない案件だもの。
ただ、その前に実験が必要。さぁ、どうするかという段階です。
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