空港に降りたその日に行こうと思えば行ける近い街にタイで一番有名な遺跡の街アユタヤがある。
たくさんの観光客で賑わっている反面、遺跡たちは無言で迎えてくれる。
僕にとって初めての海外旅行はタイでした。その中でも初めての観光場所がアユタヤだった。そのせいもあり そのインパクトは強烈だった。
まず、バンコクの国鉄駅ホアランポーンからアユタヤまでの電車のチケットを取る。
ほんの1時間30分の旅。それでも、途中、バンコクを抜け、自然の生い茂る郊外の景色を通り抜けて着く。アユタヤはとてもきれいな駅。ぼぉっとしていてもアユタヤだけはアユタヤだと気付く唯一の国鉄駅かもしれない。
電車を降りるやいなやトゥクトゥクドライバーの客引き合戦に巻き込まれる。
彼らが一番、ターゲットにしているが僕たち日本人だということはどこでも同じこと。
非常にうるさい。。。
このアユタヤをまわるにはトゥクトゥクをチャーターするという方法がどうやらオーソドックスらしい。
もちろん、最初は僕も色々なガイドブックで謳われているそのやり方に従った。ほとんど全ての箇所を回ってもらって1200バーツでした。
今、年の三分の一から四分の一をタイで過ごすようになりもちろん、アユタヤには何度も足を運んだけど確かに相場は1000バーツ以上する。けれどちょっとその相場がおかしい。。。
きっと、日本人が徐々に引き上げてしまったのだろう・・・そのせいでトゥクトゥクドライバーにとってもおいしいチャーター客取り合い合戦が繰り広げられるのである。
実際、今日アユタヤに泊まるのならゲストハウスのレンタルサイクルがベスト。それかトゥクトゥクでワットプララーム公園まで行ってしまえばそこからはほとんどの遺跡を歩いて行ける。
ちょっと遠い遺跡まで行きたいのであればそこらのトゥクトゥクを捕まえれば40バーツから50バーツ。
どうがんばったって1000バーツもかからない。
おまけにチャーターしたらとにかくあちらこちら薦められて「行かされる」感じがするし、ここは15分な、30分なと時間制限をしてくるので時計を気にしながら見なければならないのが高すぎるのに加えて玉に瑕。
こんなこと書いてせっかくのトゥクトゥクチャーター客が減ってしまったらドライバーがかわいそうだとも思うけどせっかくタイまで行ってアユタヤを楽しむのだったら時間制限もなく、できれば泊まりで観て欲しいと思う。
そして、遺跡。
老廃、腐敗していく遺跡は世界中にあっても破壊された遺跡というのも珍しいのかもしれない
ましてや老廃しているというところは修復作業が行われていても破壊された箇所は修復されない、それは歴史をそのまま受け止めて欲しいというアユタヤの姿勢なのかもしれない。
ワットマハタートの仏頭が木の根によって持ち上げられた様子は偶然と神秘の狭間について色々想像させられる。
エレファントキャンプでは象に乗る事ができます。200バーツで何分。300バーツで何分と受付に書いてあるけど実は100バーツのコースも用意しつつ宣伝はしないというなんだかわけのわからぬ商売精神。
象に乗っているお客さんのカメラを借りて写真を撮ってくれるスタッフがいるけど安心して預けても大丈夫。お金もかかりません。
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