本当は「天然」、大人になると隠れ天然が増える?

本当は「天然」、大人になると隠れ天然が増える?


天然だと言われて生きてきた。
十代の頃、普通のことを喋ってるのに、まわりがクスクスクスクス笑うんだ。
特に芝居の稽古中。
配役が決まって演技をすると
演出家が、いいよ!いい!お前、いいね!
といいながらゲラゲラ笑うんだ。
僕はなにがおかしいのかさっぱりわからなかった。
僕がキョトンとしていると、
え?なんで、周りが笑ってるかわからないの?
って言う。
へえ・・・わからんです。
っていうと更に笑われた。
天然だわって。
僕はそんなポジションが気持ちよかった。
みんなが笑ってくれるなら、「まぁ、いっか」、気持ちよくもあり、ちょっと幸せでもあった。
ただ、僕も徐々に歳をとり、芝居をやるにも、バンドをやるにも、場所によっては最年長になってくると、それが意味不明の先輩ということになってくる。
きっと多いんじゃないかな?本当は天然なのに、大人になるにつれそれを隠さなければならないようになった「隠れ天然」が…
僕も天然を隠すためにか、団体を運営するようなポジションにつくようになったこともあり、このままではあかん!と、あさるように本を読むようになったんです。
(天然の指示には従わないでしょー)
てんで自由に振る舞っていた個性丸出しの自分の終幕。上に立つようになり、リーダーになるための条件を記した本を選んでは読みあさった。
そのうち、僕のことを天然だと言って笑う人がいなくなり、徐々に僕と付き合う人の僕に対する態度が変わっていくんですね。
ようやく大人の自覚をもったのは、30代前半。
早い子は成人式でもつんだろ?大人の自覚。30年間はバンド、芝居、世界を放浪という人生だったもの。
あの頃の自分と今の自分は明らかに違う。(体型も違う)
$サヨナラ、じぶん。神奈川凡人物語
(沼で現地の子供たちと泳ぐ日本人 タイ surin)
ただ、最近、本当の自分を全開で取り戻している実感があるのは、我が子とふれあうとき。
絶対に外では見せられない家族との営みは、完全に天然なんだろうな。
5歳になる娘がよく言うのは
「そんなお父さんいないよ音譜
笑顔で言ってくれる内はまだ、大丈夫。
その内、冷ややかな目で言われるようになったら、その時こそ、また大人になるときなんだろう。
ちなみに、僕が大人になるためにのめり込んだ著者は、稲盛和夫。マイラインをKDDIにしたのも、携帯をauにしているのも、全てこの方を尊敬するがゆえ。
そして、事業を始めたのもこの人の影響です。
さて、今週もお父ちゃんお仕事開始です。
そして、娘のおかげでかつての自分も取り戻してることで、なんだかコミュニケーションも楽になってきた感じがする。
本当の自分で勝負していこうと最近、鎧を脱ぎ始めている。
ただテレビ、ラジオでのパーソナリティをしているときは勝手に鎧がぬげるので、あっちはもともと本当の自分の素です。
やっぱり自分は一人なんだ。

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