財布を2つ持つと夢が叶う。

芸術を仕事にできますか?

舞台

公私混同している時点で趣味から抜け出せない。抜け出せなかった。

経営している会社の決算が一段落。

今期で3期目を迎えます。

会計士先生のところに行くと「社長!」と呼ばれるのですが、ちょっと気持ちが良い。
気持ちが良い時点で、自覚がないのであります(^◇^;)

本題のおサイフ、二つのお話です。

個人で仕事をしているときは、おサイフは一つでした。

が、今、会社を立ち上げて仕事をしていると、おサイフは二つです。

経営者であれば、これは当たり前のことですが、この方式は別に経営者にならなくても何事もプロになるためには必要な行程だと気付きました。

この二つのおサイフの使い方、感覚、全く別物です。

個人の財布は極力節約しようと思う。

会社の財布はどう有効に使おうかと考える。

消費用の財布と、投資用の財布です。

会社の財布に関しては、「減る痛み」というのがあまり感じない、支払いが少し義務的な感覚がある。

これは、生活に直結していないせいだと思います。もちろん、会社が儲かれば、給料を上げることができるので、つながってはいるけども、直接はつながっていない。間にワンクッションあるから、「減る痛み」が少ないわけです。
「減る痛み」が少なければ、投資することに積極的になれるわけです。

個人の財布に関しては、100円だって損したら気分が悪い。極力、1円でも安い食材を求めるのも生活に直結しているせいでしょう。

こんな二つの財布の生活をしていると、会社経営の話のようで、意外にこういう部分にプロとアマの違いがあることに気付くのです。

お金の感覚が違えばプロ意識が違います。ミュージシャンが楽器に投資すれば、演奏して得るギャラについても考えざるを得ない。
そこが財布が一つだと、楽器に投資した分は、食費を削って!などと考えてしまう。
これは、完全にプロ意識の欠如としか言いようがない。

そう考えると、芸術で仕事をすると言うことが、技術だけではなく、スタンスも大事だと言うことに気が付きます。

スタンスというのは、「私はプロです」という意識というか、自覚のようなもの。

だいぶ、結論まではしょりますが、そこに気が付くと、やっぱりプロ意識をもつことイコールお金の使い方が2種類になるはずなのです。

消費する財布と投資する財布は別の方が良いです。アーティストでもあり経営者でもあり、FPでもある僕からの経験上のアイディアです。

是非、おサイフ、もう一つ!オススメです。

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