バイトを休むときは代理を立てる文化は経営者の怠慢

バイトを休むときは代理を探す文化はいつから?

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バイトを休むときは代理を見つけることが当然のような社会らしい。

僕がアルバイトをしていた25年前の高校時代からフリーター時代10年間くらいはこんな文化、全くなかった。

たぶん、そのころは、多少、風邪をひいていても、熱があってもバイトを休まない風潮があったのかと思う。

人によるのかもしれないけど、経営者側が、バイトのお気軽欠勤に対応できなくなったのでは?と予想します。

だとしても、代理を探す文化はいかがなものか?

たとえば、本当に風邪をひいて熱が39度あるのに、電話やメールであっちこっちアルバイト仲間をあたるのはちょっと厳しくないですか?

マツコ・デラックスさんももの申す。

headlines.yahoo.co.jp

経営者視線から言わせてもらえば、バイトが休むのは含有リスク。

バイトが休む。そんなことは、そもそも事業を行う上で予想できるリスクだと感じます。

コンビニだったら、社員一人立てるとか、常にバックアップ体制をとるとか、他のコンビニと連携をしておくとか、対応策はいくらでもある。

十代や二十代前半の子等にそこまで責任を押しつけるかな?

僕のところに来ている二十歳のクライエント君が、先日、話していました。

具合が悪いときに代わってやったのに、こっちから頼むときは代わってくれなかった。

休んだくせに代わりを見つけなかった。

イラッときました。

と・・・

僕は思う。いらつく対象は店側だと思うよ。

できもしない責任を押しつけ合って、職場をギスギスさせているようにさえ感じる。

「休むの?おれ、知らないからな。自分でなんとかしろよ」

とでも言わんばかり。いやいやいやいや、あなたの店ですから。

育休とも似たところを感じる。

これって、育児休暇とも似ていて、そういう「休み」全般に対応が取れないと、「あなた、この空気の中、よく休めるよね・・・」という雰囲気になってしまい、休んだ本人がバッシングされてしまう傾向が未だにある。

誰だって、風邪はひくし、熱を出すこともあるし、突然身内に不幸があることもあれば、子育て中には予期せぬ事態も多々起こる。

そういうのに対応できないんだったら、人を雇うな、事業を展開するなと言いたい。

そんな僕は、そこまで責任を負えないから、未だに、一人会社の一人社長なんですが。

人を雇うときは、社会保険加入はもちろん義務だけど、有給休暇や、急な体調変化にも対応できる運営システムに乗せることができてからだと思っています。

順序がある。

よく言われるのが、一ヶ月25万円の社員を雇うときは、その人件費に75万円は見ておくべしということ。つまり3倍の経費が掛かると予算を立てて運営しなさいと教えられました。

逆から言えば、働く側は店側に自分の給料の3倍の利益を出してトントン。

そういう雇う側、働く側のビジネスにおける暗黙の了解がない中、どちらもサークル的ノリで事業活動をしているところにこういうギスギス感が生まれるのではないのかな?

1ヶ月25万円の社員やアルバイトを雇うのに、25万円の予算しか組まないから、働く側にしわ寄せが行くわけですね。

休まれちゃ困るんだよー!って。そりゃそうなるよ。

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