町田市は神奈川県説はおもしろい
国道246号線を厚木から渋谷方面に走っていると、神奈川県から一回だけ東京に入り、そして再び、神奈川県に抜ける。
神奈川県にちょび髭のごとく、差し込んでくる東京都。それが町田市。
横浜線も同じく、横浜方面から、相模原方面に下っていくと、なぜか、途中で東京都内の駅、町田駅があり、そして、次の駅は、再び神奈川県の古淵になる。
神奈川県民の子ども達は、町田市というのは、神奈川県に突如現れる東京の四次元空間か?と思うようになるのです。
中学生になり、地図を見てみると、「あーそーゆーことね」となってしまい、町田四次元ネタが楽しめなくなるので、その部分の地図を見ることはオススメしません。
今後も一緒に町田という四次元を楽しみましょう。
神奈川県民から見た町田市とは?
かくいう私は横浜生まれ、横浜育ち、そして、若かりし頃、仕事の現場は都内か横浜にもかかわらず、「家賃が激安!」というだけの理由で厚木市に引っ越しました。
そんな理由で自分のホームグランドを決めるものじゃないと思ったのはそれから20年後になるわけですが、良かったこともある。
都会というものを客観的に見られるようになった。
東京23区はもちろん、「都会」に属するわけが、神奈川県内の「都会」ともいうべき、横浜、川崎という盛り上がっちゃってる地域を外から見ると、とりわけ、横浜、川崎以外の神奈川県民からみれば、「いいね」が付いてしまうほどのうらやましさのようだ。
横浜の赤レンガ倉庫の写真に「いいね」をつけてしまうちょっと憧れてしまう習性がある。多分、横浜市民は赤レンガ倉庫をInstagramに上げたりはしない。
都会育ちの僕の郊外活動がスタート。
その内、地元の町興しプロジェクトにも参加するようになり、都会でやってきた芸能活動の実績を活かして、地元のテレビやラジオでMCなんかもやってきましたが、横浜人がたまたま家賃を理由に住んでいた僕にとってはどうにも「町興し」の切実さを共感することができなかった。
「盛り上がりたいなら、小田急線に乗って新宿か、相鉄に乗って横浜に行けばいいのになぁ」
と思ってしまう。
ベッドタウンと呼ばれる地域の町興しは不要なのか?
僕らの住む街はベッドタウンと呼ばれ、首都圏に住む人が首都圏に通うために住む、そういう人たちが半数いて、ただ、眠るためだけに帰る文字通りの「Bed Town」なのです。
いわゆる「寝室」。
寝室を電飾で飾っても・・・という意識なのか、町興しをしても、どこ吹く風?という意識の人が半数以上いることになる。
地元でワンコイン落語会を開催しても、そうそうたる顔ぶれの落語会でも集まるのは地元のお年寄りがほとんど。
地元を大切にしたい、賑わいを創出したい!という人の多くは、地主さんや役所の方達で、その温度差たるや甚だしい。
昔あった、白黒半分のようなガムのような2色の市民が暮らしているように見える。
もう画像検索しても出てこないな・・・白黒半分。
ちなみに僕は地元において自称「グレー」を貫いていますが・・・
子ども達を育てているので、それなりに地元も豊かであってほしいと思うからです。
地元の事業者でも地元意識を貫くわけにはいかないケース
ただ、お仕事において、プロモーションやウェブ制作、戦略を代行、サポートしていますが、顧客のターゲットを東京、横浜、川崎に向けるようにするのは、お客さんの事業の成功のためにも致し方ないことです。
ベッドタウンから見ると、横浜市も川崎市も東京も同じレベル。
そんなBedの上から見る、都会は、都心も、横浜も川崎もすべて同じ「首都圏」であって、経済が回っているにぎわいが創出されている雰囲気。
神奈川県の郊外から見れば、町田然り。
どこにラインを引くか?となると、完全なる個人的な見解ですけど、相模原と町田、横浜、川崎の境が、個人的県境になります。
仕事をする上でも、あっちで働くか、こっちで働くか?
マーケティングをする上でも、あっちとこっちで分けて戦略も変わってきます。
皆さんの県境はどこですか?
もちろん、横浜市、川崎市が東京都だなんて、強引なねじ込みネタに他なりませんよ♪
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