ジジイ VS 銀行員 with おっさんA

さっき、経営者らしく潔く喜んで(?)納税をしに地元の三菱東京UFJ銀行に行ってきたときの話。

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まぁ、内心、空っ風を心に吹かせながら納める訳ですけど、その分、行政サービス使い倒してやるからな-!なんて思いながら足取り重く納税へ。

自分の順番を待っていると、70過ぎくらいの爺さんというか、風貌はむしろ「ジジイ」と言った方が適している方が、行員にクレームをつけている。

何があったかはわからないけど、「個人情報の観点からそれはできないんです。」とかなんとか、支店長らしき人が対応している横で、女性行員がうつむいている。

自分の待ち時間がながかったせいか、本を読むのをやめてそのバトル(というか一方的な言いがかり)に耳を立てて時間をやり過ごしている、弱小企業の経営者ことわたくし。

こういう高慢な老人はなぜ生まれるのだろう?

時代にそぐわないのか

それとも、いわゆる世間一般から言われる単に「老害」というやつなのかはわからない。

企業やサービスのマニュアルだって腹の立つものもあるだろうし。そういうものが受け入れがたいときに先頭だって言葉を発するのも高齢者だ。選挙に行く人口比率を見ればそうでしょう?

ただ、見ていて気持ちよいものではないな。

しびれを切らしたおっさんAが、立ち上がり、ジジイの方をポンポンと優しくたたいて、「もう、そろそろいいでしょ?」と行員に助け船を出すと、それが逆に火に油を注いでしまった。

「おまえは桜だなー!銀行の桜め!勝手に人に触るんじゃないよ!暴力だろ!謝れ!」

と来たもんだ。

おっさんAも負けじと、「恥ずかしいよ?」とたしなめても、「訴えるぞ!」と脅しかかってくるので、おっさんAは、ものの3,40秒で退散してしまった。

お、おっさんA・・・早すぎるぞ!(弱小経営者の心の声)

ここでTシャツにGパン無精ひげの弱小企業の経営者が、「じいさん、いい加減にしろ」と言ったとしたら、こんな出で立ちでも「銀行の桜!」と言ってくれるのだろうか?言ってくれたらむしろ鼻が高い。

いや、決して言わないだろう。なんせTシャツにGパン、無精ひげだ。

だとしたら、なんだろう?法人税を払いに来た経営者に「小僧!油売ってないで働け!」とか言われちゃうのか?

様々な妄想をしつつ、きっと、銀行のクレーマー対応にもマニュアルがあり、あれも仕事の一つなのよねと思いながら、スルーしました。

でもさ、これから、増えるよね。これから。

ジジイとか言ったけど、ああいう爺さんも、ああなってしまう所以があるはずなんだよね。

高齢化社会リスクマネージメントって、たぶん、ああいう風にならない環境作りも大事なのかも?と思った。

だって、なってしまってからの対応って、見ていてきついもん。

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