寝る前の1時間と起きた後の1時間を変えて人生が変わった
先日、読んだ脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術。
ご覧の通り付箋だらけでございます。
当然のようなことでも、言われて改めて気付き直すという点では、とても影響を受けた一冊。
心配事や未決のことがあると、それが気になって脳の作業スペースを奪ってしまう。
それはその通りですよね。
でも、そういうときは、この本に書かれているとおり、付箋に書いて貼り付けて一度、忘れても大丈夫なようにして、今目の前にあることに集中するということにした。
これはかなり自分の作業効率をアップさせました。
寝る前のテレビをやめたら目覚めたときにわかる、睡眠の深さが違うことに。
なかなか寝付けない性分なので、いつも、寝る前はテレビをつけて眠くなる自分を待つという習慣があったのですが、寝る直前は記憶のゴールデンタイムということで、この時間を読書の時間にしました。
とはいえ、寝る直前まで学ぶのもちょっとストレスになりそうだったので、小説を読むことにしました。
普段、なかなか隙間時間がなく小説が進まなかったのですが、この時間を小説に当てるストーリーが自然とスっと入ってきてのめり込んでしまう。その反面、ほどよく眠くなってくるという不思議な心地よさ。
寝落ちする前に、部屋を真っ暗にして静寂の中で眠りにつくと、不思議と深く眠ることができています。
朝は身支度の前に1時間早く起きて勉強を始めた。
眠りが深い分、睡眠が充分にとれて、寝起きが良くなりました。
起きてすぐに始めるのは、勉強です。最近は、経済学と、財務会計を学んでいます。
経営者なので、その辺を熟知していないとセミナー講師をしているときに、引き合いに出せず恥ずかしい思いをするのでみっちり学んでいます。
寝起き直後の1時間は記憶のゴールデンタイム。
やればわかる、脳に素直に入ってくるわかりづらかった経済知識。
努力は裏切らないという言葉はウソ
ふと、この言葉が頭をよぎった。
努力は裏切らない。小、中、高とどちらかというと運動は得意な方ではなく、成績は「中の下」か、それ以下だったかもしれません。
それでも、運動部に入ったり、自主トレーニングはしていました。
得意ではないので、悔しい思いをすることが多く、家の前の公園で、1人何の根拠もないようなトレーニングを続けていましたが、「中の下」が「中の中」にもなりはしなかった。
今になって、こういう書籍を読みながら気付くこと
脳科学やスポーツ科学を取り入れて、効率よく、根拠のある、成果が確実に得られるような生活習慣や、栄養学、トレーニングをして始めて、努力は報われると言うことに気付きました。
気付いたときにはもう大人です。でも、今からでも遅くない。
そういう意味で本を読むことそれ自体がどれだけ「神・時間術」かということがよくわかります。
このことは、この本の著者、樺沢 紫苑氏が、ベストセラーになった別の書籍「読んだら忘れない読書術」でも取り上げています。
時間が戻せるのであれば、あの頃の自分に、「まず、本を読め!」と言いたい。
「その科学の根拠もない努力、無駄だよ」って。
ただ、、無駄な努力を身をもって体験した自分がいるから今があるという意味では、無駄ではなかったのかも。
コメント