葬式の準備は生前のうちにと心から思った。
先週の土曜日、祖父が他界しました。喪主は祖母になるのですが、もう、高齢なので父が施主として、ほとんどすべてを仕切っていました。
仕切って、更に動いていただいた方がいたからこそ、やり遂げることができたわけですが、まず、なにをどう「仕切れば」。
近親が亡くなったときにやるべきことは早いうちからTO DO LISTにしておかないとえらいことになると、感じました。
他界から3日後には200人ちかい参列者。
不謹慎かもしれないけど思ってしまったこと。イベントの仕事もしているので、3日で情報を伝達して200人ちかい人を集めることは並大抵のことではない。
イベントではとうてい無理な話。イベントと比べている時点で不謹慎なんだけど、職業柄思ってしまった。
裏を返せば、それができてしまう故人の偉大さを思い知った。
情報が一日でも遅れていたら半分以下になっていたかも知れません。
もちろん、郵送では間に合わないし、祖父の知人となると年代的にメールやLINEというわけにはいかない。
電話、電話、電話!とにかく電話。
誰に連絡すれば良いのか?当然、本人ではないので、交友関係がわからないところも。そうはいっても、住所録やらなにやらと、洗いざらい探る時間がほとんどない。
ここで思う。絶対に用意しておくべきものが、自分が死んだときに、誰と誰に連絡すれば良いか?を記したものとその連絡先です。
その中には当然、頼るべき人の名前もあるはず。
この作業に手間取ると、死者を悼む時間もなくなってしまう。
そして、お式の準備もある。
受付の手配。地元の流儀。お墓は準備してあるのか?なければどうするのか?
宗派は?宗派によっては、呼べない参列客もいる。
とりあえず、葬儀屋さんを呼べば、手取り足取り教えてくれるけど、誰に連絡すれば良いのか?といった個人的なことなどは、聞くことはできないので、そういうリストだけは、絶対に用意しておくべきだと思いました。
個人的に気になるのは、月額で支払っているサービスとその解約方法。
カード決済にしておけば、カードを止めてしまえば、次回で止まるでしょう。自動引き落としも銀行で止まるはず。コンビニの払込票とかにしておくと延々と送られてくるので注意が必要かもしれません。
祖父が亡くなり、祖母は健在ですが、順番的には、次は自分の親になる。
その時は、兄はいるけども兄弟そろって力を合わせなければならない。
とにかく、最低限、リストだけは、準備が必要だと心に誓った祖父の通夜と葬式でした。
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