パーソナリティの情報発信。おいしいプラットフォームはどれだ?
僕はラジオ局のキー局といわれるところでトークをしたことがない。
なかなか出来るものではないですよね。
でも、だからといってキー局で話せることがそんなにおいしいことなのだろうか?と半分、負け惜しみ、半分本音の記事です。
キー局とコミュニティFM局を比較する
エリア外の放送を聞く
キー局は国内でも、エリア外は聞くことが出来ない。エリア外を聞く場合はradikoでエリアフリー(有料)を申し込まなければならない
コミュニティFMは全国どこでもサイマル放送、リスラジなどのネットアプリ、インターネットブラウザを通して聞くことができる。
外国で放送を聞く
キー局はradikoでも聞けない。コミュニティFMはリスラジやサイマル放送で聞ける。
海外赴任の駐在員の方は日本語のコンテンツに飢えているので実は意外にコミュニティFMが聞かれている。
スマートスピーカーで聞く
キー局は○○流してと言えば流れる。実はほとんどのコミュニティFM局も○○流してで流れることもあるが、アプリを指定してあげる必要があるケースが多いようだ。
「Tuneinで○○流して!」この場合、コミュニティFMはTuneinに登録していなければなりません。
ちなみにTuneinでは登録しても時々、聞けなかったりする。運営が海外で、問い合わせも英語である必要もあり、対応も遅いのだそうで、エラーが出てる時は、「あ、また出てるんだな・・・」と流すようです。やや不安定な時もある。
放送電波で聞く
ここだけキー局が圧勝になる。コミュニティFMは微弱電波のため、試聴可能エリアでも音質がクリアでないケースが多い。国内であれば基本、リスラジで聞くのがベストだと思われます。
とりわけカーラジオでは初期設定でチャンネル登録されているケースが多く、そこに入っていないコミュニティFMはなかなか放送電波で拾ってもらえないでしょう。
まとめ
こうしてみると、キー局とコミュニティFM、リスナーが聞くための作業、インフラにそれほど差がありません。
テレビであればリモコンにチャンネルボタンがあり、そこに入ると入らないで大きな差が生じますが、ラジオのキー局とコミュニティFMにはそこまでの差がないわけです。
ラジオがネット回線やアプリ主体となった現代、キー局よりも人気のあるコミュニティFM局という下克上が起きてもなんら不思議ではない。
でも、その差は依然、埋まりません。
何が違うって予算が違いますから、有名芸能人や有名パーソナリティがいないコミュニティはなかなか聞いてもらえません。
だからこそ、企画と工夫で一矢報いたいですね。
更に言えば、昨日の記事「ラジオパーソナリティになるメリット」でも書いたように、ラジオは好きな局になるとザッピングされにくくなります。
裏を返せば、一つの番組だけ面白いモノを放送していても全体を通して面白くなければそこでダイヤルを変えられてなかなか戻ってきてもらえません。
というわけで全国のコミュニティFM局の関係者の皆さんにエール。
インフラはキー局と変わらない。あとは皆さん次第!
ついでに。
ラジオの番組制作をしています。
最近、自分の番組を放送していないのでややトークに飢えている。
チーム戦で戦える放送局がいい♪
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