会って話そうスタイル。本やネットから学ぶのには限界があると思う。

おととい僕と妻、共通の友達がきて相談を受けました。
彼女とは昔から、共に映画を作ったり、海外を旅したりした仲で、偶然にもお互いの子供が同じくらいで、更に子供が、一姫二太郎と、境遇が似てたりで、だからか立ちはだかる壁も似てたりする。
こういうのを同じ星の下って言うのか?
でも、そういう貴重な共通点は大事にしていきたいなと思います。
さて、彼女の悩みは、イベント、演出、脚本と、完全に僕のフィールドとまるかぶりのジャンルだったこともあり、わざわざ千葉から相談にきてくれたわけです。
こんなテーマでも、喋る内容は案外深くて、話を深く掘り下げるためには、たとえば、なにかを良くない例として使うし、また逆に、何かを良い例としても使う。
それを根拠に、だからこうなんだと思うよという話し方はごくごく当たり前ですよね。
普通の話の進め方のプロセスではあるのですが、この何かを良くない例として使うっていう行為は絶対にネット上では許されない行為だと思うのです。
文字として残ってしまうし、それを完全否定していないにしても、譲歩だとしても許されないことかなと思います。
もちろん、雑誌にしても、本にしても、テレビにしても、何かを反面教師にして話すことはとても難しい。明らかな悪でしかサンプルに使えない。
でも、世の中はもっとふわふわしているから、明らかなものだけでは、説得力はないと思うのです。
彼女と話していて、本やネット、テレビだけでは、掘り下げられないことが世の中にはたくさんあると改めて思いました。
皆さんが居酒屋で話している話題をブログでそのままアップしたら炎上すると思いませんか?
だからこそ、人の悪口を言っていいわけではないわけですけど、やっぱりコミュニケーションは会って話す。
そうでなければ、薄い結論しか出なくなってしまうのじゃないかと思うのです。
かと言って匿名で掘り下げまくってる人たちもいますが、その行為については賛否両論ですよね。僕はどっちでもいいです。
とにかく、会って話すことの大切さは実感しました。
逆にありがとう。

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