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生き方パーソナルマガジン

年間自殺者2万人のこの国で、どん底からどうやって這い上がる?

どん底に落ちたことありますか?

どん底で連想するのは、お金、恋愛、仕事。

そういうシーンでどん底を経験したことがある人ならば、わかると思う。

自分がどん底なのに、赤の他人の幸せなんか考えられるか…と。

海外の貧困に焦点を絞っているNPO法人やNGO団体の人から言わせれば、あなたのストレスなんかストレスじゃない。
世界にはもっと不幸な人がいる。

もしくは、こんなことも言われたこともありませんか?
ストレスなんてみんな抱えている。

でも、ストレスのレベルも、不幸のレベルも物差しで測れるだろうか?
どちらも、キツイと感じる心の問題で、心のきつさが、物差しで測れるわけでもない。

世界では、17秒間に1人が餓死で亡くなっているという。
たしかに、見過ごせない事態だ。

日本では、年間2万人以上、多い時では3万人の人が自ら命を絶っていると言います。
これはロシアに続く世界2位の水準。
なのに、世の中は、そのことに余り関心を示さない。

線路の先で命が絶たれたことに対して、腕時計をみるような国だ。

インドでスラム街を見た衝撃は大きかったけど、今では、自ら家族を持ち、その家族を守ることで精一杯になった。
正直、スラム街の心配はできなくなった。
あの頃の自分が変わってしまったことに少し自己嫌悪がある。
バックパックを背負いながら、この世の中を変えたい!と最近、どこかで聞いたセリフだけど、本気でそう思ったのだから。

それでも、今、ようやく目が向けられるのは、もっと身近にいる人たち。

気が付くと、このまま行くと危うい人がたくさんいる。

無年金問題、就職の問題、一度リタイアしたら、元の水準に戻すことはもはや不可能に近い。

40,50で仕事を辞めた時、もしくは、会社がなくなった時、再スタートをかけて見る求人には、元の給料には戻せない。
およそ25万くらいで良い方で、年金、保険、住民税、車両税、住宅ローン、または家賃、子供の教育費もろもろ払ったら、手元には食費すら残らない。

経済学者は起業しろと言う。今はチャンスがたくさんあると言う。

結構、簡単に言ってくれる。ビジネス書を見れば、精神論を振りかざし、きっと成功すると書いてある。
僕にはできた。たくさんの支えがあって。
とても感謝している。
ただ、これを誰もができるとは到底思えない。

時々、気をゆるめると不安に押しつぶされそうになり、泣きたくなることもあった。
一つも売れない。問い合わせもない。
そういう事態をひとつひとつ乗り越えて、ようやくたくさんの「なるほど、そういうことか!」というものが増えていきました。

なんとかなると思えるまでは、相当時間を要しました。

元金銭的にどん底だったミュージシャン兼役者時代を過ごした。食パンだけで毎日過ごしていた。174cmで体重は58kgだった。
何をどうしていいか分からず、初めて海外に行き、アジアをバックパッカーで一周した。
とにかく学ぼうと思い、心理カウンセラーを学んだ。
FPの資格をとった。

起業した。仕事上のトラブルが原因でうつ病にもなりかけた。(なっていたのかもしれない)

あの時は、伏せったまま立ち上がりたくなかった。何もできない時間がとても長かった。
心の強さなんかはなかった。
多分、責任感でなんとか奮い立とうとしていた。
心理カウンセリングを学んでいたせいで、自己カウンセリングができたことは救いだった。

半年くらいで立ち直り、一気にフル稼働させて、一念発起、会社を立ち上げました。

試行錯誤を繰り返して、今、なんとか一企業を運営しています。

多くのどん底の人たちに目が向くようになったのは、自分に余裕ができたせいと思います。
自分に余裕がないと、自分以外のことに関心が行きません。
まず、周りの人が見えるようになり、そして、また、インドのスラム街のことも思い出すことで、なにかに貢献していけるのかもしれません。

とにかく、自殺者2万人もいるこの国で、自分だけで精一杯な人に対して、他人に優しくなれという方が難しい。

元極貧アーティストの立場から、今、会社経営者になったいきさつを踏まえて、
貧困問題、年金問題、仕事の問題にメスを入れていきたいと思っています。

今、どん底からの生還の術を執筆中。
今月、40歳なもので、自分の中の一区切りのつもりで、全てのどん底に送りたい。

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