アイディアで勝負してきたライフワーク
僕の未熟な音楽レベルから、大手企業の企画や、地方の祭りのメインゲストまで、つとめてきた。
自分の音楽レベルがそう高くないことはわかっています。
でも、そういう場所に立てたのは、そこにアイディアがあったからなのかなと思ってる。
誰も作らないような歌を作ること、アピールの仕方
作品の音楽的な「質」で勝負してきた人にとっては、「何でおまえが・・・」みたいなことはよく言われてきました。
ダイヤモンドは、もちろんだけど、小さなビーズだって、ほしがる人はいる。
僕はダイヤの原石でもない、おそらく単なるビーズ玉だ
ただ、その色が珍しかったり、ビーズで作ったアクセサリーが際立つ物だったり、そういうアイディアだったんだと思う。
そんなアイディアを、広報ツールというところまでジャンルを広げて、それを仕事にしてきました。
アーティストならではの手法で、一つのサービスや商品をそのターゲットと思われる人に、わかりやすい形で届ける
アーティストだったら、それ自体がライフスタイルだから、それほど難しくない
でも、今回、かなりハードルが高い
扱ったことのない空間(劇場やライヴハウスではなく、ひとつのテナントスペース)、自分主導ではないから、投資と利益という考え方がほぼ使えない
予算というお金がほぼない状態で、そこに真っ新な空間だけが広がって、さぁ、アイディアをぶつけておいでと、ぽっかり口を広げているモンスター。
なんだか、子供の頃、近所にあった空き地に似ているのに気づいた。
「今日、何して遊ぶ?」
何も思いつかないなんて日は一度もなかった
泥や石ころや葉っぱ、周りにある物はなんでも使った、お金なんかかからなかった
ヒントは子供の遊びにあるのかもしれない
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