データ分析を育児に取り入れる、ありかなしか。

子供のゲームについて悩んでいるという記事を以前に書きました。

kozoo.hatenablog.com

この記事を投稿したのち、Google Plusで親しくさせていただいている方からコメントをいただきました。

要は育て方次第で、ゲーム云々ではないのではないですか?
という内容でした。

まさに、「木を見て森を見ず」だった自分に気づかされたコメントでした。

ゲームに興味を持つ子でも、育て方次第では、ゲーム中毒になり現実世界に興味を持てなくなりひきこもってしまうというケースもあれば、ゲームプログラマーになる子もいる。

ゲームそれ自体を「悪」ととるかどうかだけに的を絞るべきではなかったのです。

貴重なご意見でした。

そんな子育てに悩むお父さんお母さん向けに「これは!!!」とここ最近で読んだ本の中では個人的ヒットな書籍をご紹介します。

「学力」の経済学

「学力」の経済学

 

 いわゆる子育てハウツーではなく、著者ご自身も子育て経験のない方の本です。

何が面白いかというと、完全なる統計を根拠にした本なんです。

統計から見るとこちらの方良いのでは?と取るべき道が書かれていて、非常に潔い。

この本でもゲームについて少し触れていて、ゲームをやらせることが良いか悪いか?ではなく、1日1時間ゲームをやる子と2時間以上ゲームをやる子の比較など統計データがかなりこと細かく分析されていてとても参考になります。

習い事の「費用対効果」というように、「おいおい」と子育てをしている親からは突っ込みたくなるような表現を使っていることから完全に経済学です。
(著者ご自身も、その辺は前置きを置いてこのような表現を使っています。)

子供はそれぞれ特徴があり、経済学や統計などデータで育児ができるか!と実は僕も思ったのですが、これはこれでとても参考になりました。

統計やデータというとなんだか無機質なものに感じますが、その元となっているのは実証なんですよね。

主観や感情に流される育児よりも僕はこのようなデータを取り入れても良いのではないか?と思いました。

親から教わる育児でも間違いはある!

伝統や文化の中でも間違っているものはありますからね。

離乳食をお母さんが自分の口で一度かみくだいたものを赤ちゃんにあげるとか、まだ、祖父母の代から教わって間違ったことをやってしまうお母さんがいるようです。

これ雑菌がうつってしまうようでお勧めできない離乳食だそうです。

ちなみに僕がそれで育ちました(;^_^A。虫歯になりやすいです。

読めば必ず今後の育児に変化が起きると思います。そういう意味でもちょっと怖い一冊ですが、積極的に経済学を我が家の育児にも取り入れてもいい!と確実に思いました。

おすすめの一冊です。

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