子供ができると、付き合いが悪くなる男性とまったく影響のない男性がいる。
僕は前者。完全にお誘いを断る率が多くなった。
「付き合いが悪い」というと聞こえが悪いですけど、子供を授かってわかる育児の大変さ。
母親は自分の時間がほぼ持てなくなるんですね。
妻に任せて自分だけという感覚にどうしてもなれない。
知人女性からは「素敵」とか「うちの旦那にみならってもらいたい」とか言われることがあるんだけど、かゆい。かゆいというか、そんな神聖なものじゃないんです。
正直、いつも天秤にかけている自分がいる。
お誘いがあって、これは行くべきか、行かないべきかと。
もちろん、子供といる時間は好きだけど、友達とお酒を飲む時間も貴重です。
やっぱり土日の誘いが多い現実。
僕自身、役者やミュージシャンを続けてきたので、そんな仲間からの上演やライヴのお誘いが来るけど、なかなかどうして子供3人任せて土日の家を空けることが心苦しく「これはどうしても見たい!」というとき以外は行くことができません。
友人たちには、「あきらめないで、気にしないで、誘うだけ誘い続けてや」と言っているんで、彼らも負けじと毎回、お知らせを入れてくれる。
ありがたいことだ。あきらめられたら、もうお誘いは来なくなるものね。
現実問題、何人かはお誘いを入れなくなった。
自分たちの公演の時以外にも、飲み会や知人を紹介したいとかで誘ってくれる。
紹介したい人がいると言われて断るのはとても嫌だ。機会損失が甚だしいもの。
でも、それでも、妻の疲労の具合いを見つつ、子供のイベントカレンダーを見つつ、まずは要検討課題に入れるところから。
土日の誘いは3割程度でこなしていく。
全部を全部ことわることは、将来的にまずい。絶対まずい。
というか、僕だって友達と遊びたいし、語りたいのだ。
もちろん、友人関係を打算的に管理してはいけないのはわかっているんだけど、家庭と仕事と付き合いの時間的バランス作りは重要課題。
僕がなんとかつながり続けられると感じるボーダーラインは、土日に関しては3割バッター。これ以下は関係性を薄くすると感じています。
お父さん方、3割は維持してください!お父さんに社会性は絶対に必要ですし、将来、子供たちに影響を与えるような人がその中にいるかもしれない。
もちろん、平日であれば、もともと外にいるので打率はグッと上がりますが、周囲に合わせるとどうしても土日のお誘いが多いのは必然ですからね。
それでも3割は維持!7割は土日に子供たちと遊ぶ。
誘いを断り続けても友人関係を維持していくには
そんな生活をしていて思うのは、結婚前はとにかく友人知人とのきずなを深めておくことが大切だなと思います。
子供ができると、どうしてもフットワークが重くなる。
1年、2年会えない友人ができるけど、そこで友人関係を維持できるかどうかは、今後の人生に大きくかかわってくると思います。
実際、僕はその辺、うまくいってないのかもしれないなと反省する。
そんな反省も踏まえて、今は、「一人会社」の社長の利点を活かして平日、自由に動ける地元の企業家とか活動家(活動家ってなんだ・・・笑い)の方たちと遊ぶようになりました。
まぁ、これなら、2時間飲みに行くにしても家を空けるのは2時間15分で済みます。
「ちょっと待ってて!」のレベルで付き合いも持続できる。
職住一致はなにかと子育てにも利点が多いです。
何はともあれ、若いうちの友人は大事に大事に、これから子供を育てたいという男性も女性も、1年、2年会わなくても途切れない深い関係の構築をお勧めします。
さらに言えば、奥さんにも、ちょっと「行ってこい」と自ら言える自分でありたい。
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