ユーザー数はAndroidが多いのにウェブアクセス数はiOSの方が多い謎を解く。

鉄則!アクセス解析から見えてくることでサイトを改善する。

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ウェブ屋さんをやっていると、日々、Google Analyticsとにらめっこ。

お客さんのサイトの状況を見ながら、都度、コンサルもしています。

アーティストの方で、海外販売もしている方のサイトでは、海外からのアクセスが上がっているから、多言語化してみては?など、アクセスを解析したうえで、ユーザーにマッチさせていくことが多い。

「ただの自分発信」というよりも、「ユーザーの好み、嗜好を見ての自分発信」のほうが、愛されるサイトになっていくんですね。

今日、抑えるべきはモバイルからのアクセスというのも絶対

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さて、そんな中、いつも注目してしまうのがモバイルOSのアクセス解析

iOSなんて、iPhoneくらいしかない。かたやAndroidはいろいろな機種が出ている。

にもかかわらず、iOSからのアクセスが多い。

出荷台数からいえば、2015年7月の世界の統計でAndroidは62.9%に対して、iOSは35.1%。

日本でもAndroidのほうが優勢なのだという。

にもかかわらず、iOSからのアクセスが多い。僕の管理しているほとんどのサイトでiOSのアクセス数はAndroidの倍なのです。

ということは…

出荷台数ではなく、稼働時間でいえば、iOSのほうが多いのでは?という仮定が成立する。

Androidはカバンの中で待機している状態が多いのに対して、iPhoneユーザーは積極的に活用している。計算するとその稼働時間は平均的なAndroidユーザーに対して4倍の時間ということになる。

たしかに、高価なものほど使わなきゃ損!だものね。iPhoneのほうが高額な場合が多いわけだし。

出荷台数やユーザー数だけみていては思わぬ落とし穴がありそうだ。

かと言って、モバイルサイトを作る際に、iPhoneに特化するか?といえばそんなこともないんだけど、せめて動作確認はiOSを使うことをお勧めします。

Androidユーザーであれば、2回線契約せずとも、iPod touchなどを活用するべしですね。ちなみにPCブラウザのウィンドウ幅をスマートフォン幅に調整して動作確認をしているとそれだけでは確認できない思わぬ落とし穴があります。作成ソフトのプレビューもまだまだ甘いので過信禁物です。

モバイルサイトのよくある不具合

「あれ!?なんで右側にこんなに大きな余白が…」

この要因の多くは見えない何かが幅広なだけです。コンテンツをドラッグして選択すると横にはみ出るコンテンツがわかるのでやってみてください。

ちなみに僕が経験した原因は何気なく埋め込んだfacebookのいいねボタンが範囲が見えないところまで幅広だったということでした。

ウェブ屋はぜひぜひ、iOSで動作確認を!

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