詐欺に遭ったのは僕自身です・・・
今日のバンコクではもはや世界ウルルン滞在記のような心温まるような出会いはないでしょう。
バンコクはみてもそっくりな東京のコピーという人も多く街を歩く人も都会人。
そんな都会でにこやかに声を掛けられても、それは東京で声を掛けられるケースとほぼ同じ。
つまり、裏がある。
とはいえ、バンコクはさほど危険な都会ではない
バンコクは危ないと声高らかに言われていますがそのレベルは東京とさほど変わらないように思えます。
とはいっても用心に越したことはありません・・・ここで、僕が痛い目にあった詐欺をご紹介しましょう。
その名も賭博詐欺。
ガイドブックにもこと細かく手口が載っておりまして僕が友人に体験談を話したところ、まったくガイドブックに載っている通り過ぎて爆笑された。
あんなに恐い体験したのに目の前で大笑いです。
まぁ、そんなわけでワンパターンな詐欺です。
知っていれば回避できることでしょう。
そんな教科書どおりの詐欺を体験してしまったのは大都会バンコクで世界ウルルン滞在記のような出会いを求めていた僕が悪いのです。
賭博詐欺に遭った日のこと
バンコクの有名デパートマーブンクロン別名MBKにてカバンを買うときのこと。
横からあれこれ教えてくれる店員さんがいました。
「それ、コピー」「それ、本物」「それ、グッドチョイス」とかいろいろうるさいのです。
まぁ、おかげで良い買い物ができたのですが店を出てもついて来る彼は、実は店員ではなかった。
ちょっと話そうよという切り口からして怪しい若者ですが、このときの僕、まだ海外2回目にて未熟者でした。
長々 と話していくなかで僕が音楽をやっているのに対し、彼はドラマーだと言います。うちにドラムセットがある、セッションしよう!ということで彼の家に向かったのでした。
その先は言わずもがなの賭博詐欺。
セッションどころか、彼の父さん現れてカードゲームのいかさま方法を教えてくれたらその30分後に奇跡のタイミングでカードゲームをやろうというデブおじさんが現れる。あれよあれよと勝っていくうちに最後の勝負だ!と演じたおじさんに大負けするというからくり。
途中であの有名なカード詐欺だと気づいた僕は、ギャンブルは嫌いだ!仏がゆるさぬ!家訓でギャンブルはできないことになっているだの大騒ぎして無事、被害もなく帰れたわけですが、ここで得た経験も大きかった。
反省点として・・・外国の友達を作るなんて容易なことではありません。
もし、本当に友達になれた外国人がいるならば、本当に大事にしてください。
アジアに滞在する場合、多くの現地人からは僕らのことをお金持ちが歩いているようにしか見えていません。
それでもなお、僕らに見返りを求めずに友達になってくれた人がいたならば本当に大事にしなくてはなぁと思うのです。あぁ、しかし、あんな体験は2度とごめんなのです。
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