一緒くたに「クズ」と決めつける記事はスルーすることにした。
「なになにできないようなやつはクズ」みたいな記事がこのところ目立つ。
SEOが得意なブロガーが始めた文化だと言うことは容易に想像がつきます。
世の中にその人達が指摘するような「クズ」が全くいないとは言わない。
もちろん、無差別に人をあやめるような人間はたしかにクズだ。
だけど、その程度でクズ呼ばわりするか?というような記事が多い。
それもひとくくりで言うでしょ。
で、何よ?って思う。
「申し込みしておきながら、キャンセルの一報もしないで、来ないやつはクズ」
言いたいことはわかる。
こういう記事の傾向を見ると、だいたい面と向かって言えないタイプの人が、ネットで同調を求めたいだけのような気がする。
同調を求めるために、「こういうタイプの人」と一緒くたにするわけだけど、一緒くたにするという行為は歴史的にみても、危険な思想だと思う。
一緒くたにされた中にも、事情がある人がいる確率は高い。
30過ぎて100万円の貯金がないやつはクズ?
僕の周りの役者、ミュージシャン連中の多くは貯金はないけど、クズではないな。
面識ないから知らないでしょ?もしくは、表面的な部分しか見られない人が多くなったものだ。
日本文化は一緒くたにするような文化ではなかった
しょんぼりして帰ってきた近所の坊主に、「どうしたどうした?そんな悲しい顔してよー」って察するんだ。
僕らのDNAは。
取っ組み合いのケンカをしているところを見たら、「おいおい、何があったんだよー、説明して見ろ」って割って入るよ。
僕らのDNAは。
でも、最近の「クズ」呼ばわりの記事は、そこに至るまでのプロセス無視だもの。もちろん、人をあやめたりする行為に、どんなプロセス(理由)も利きはしないが。
この人のセミナー受けてみようかなと思っていた人が、そういう記事を書いているのを見たので、行くのをやめたりする。
もちろん、その記事を書くに至ったプロセスはあるんだろうけど(~_~;)
やめた方がいいですよ。
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