お通夜から告別式。参列者の宿代は払うべきか?

今週、祖母が亡くなりました。

90歳も越えていたので覚悟していたとはいえ、先日まで元気だったので、急なことでとても大きなショックを受けています。

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明日、お通夜、その翌日に告別式になるのですが、うちは5人家族なので先方に迷惑を掛けてはいけないと宿を取りました。

さっき、本家より、宿を教えてほしいと連絡が入り、なんだろう?と思いつつも教えました。

教えた後に「もしや、宿代を出すつもりじゃ?」と、思いググりました。

お通夜やお葬式のとき、参列者に宿代を出すような文化が日本にあるのだろうか?

だから聞いてきたのか?

ただでさえ悲しみの中、急なことで忙しいのに、そこまでしていただくわけにはいきません。慌てて、「ただでさえ、大変なのに、思い違いなら良いのだけど、お気遣いはしないでほしい」と連絡を入れましたが…

さて、そんな文化があるのかどうか?ググって出てきたのはこれ

komachi.yomiuri.co.jp

参列者の中には交通費を請求する人もいたというのだから、驚きです。

文化なのか非常識な人がいたに過ぎないのか?

個人的には宿代も交通費も自腹が基本という文化で良いのではないか?と思っています。

ちなみにうちは結婚式のご祝儀もどうかと思っていて、友人知人から一切を受け取りませんでした。そのため式だけで披露宴を上げていません。
個人的に3万円という相場を当時の友人、ほとんどが20代、どう考えても負担でしかないです。来てくれたのだから振る舞うべきという意見もあると思いますが、僕らにとって振る舞うより、負担のほうが大きいだろうという判断でした。
心から祝福してほしかったんです。

でも、自分たちがそんなことをすると、逆に自分たちが招待されたときに「俺ら、もらってないんだけどなー」なんて思いながらご祝儀を出すことになるんですね(;^_^A
そこはお互いさまだったのかもしれません。

ただ、冠婚葬祭に行くというのは、気持ちありきだと思う。

ましてやお葬式を出す遺族にしてみれば、悲しみにくれる余裕もなく人に気を使い続けなければならないこの仕組みがどうにも遺族に厳しいような気がしてならない。

交通費も宿泊費も出すのが文化であるならば、もっと多額の生命保険をかけておかないと自分の遺族に迷惑をかけてしまう。

そういう部分も折り込んで、「終活」をしておかなければならないのかもしれないです。でも、やっぱり自分自身は、参列者への宿代、交通費は不要だと思っています。

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