Spotify Premiumに入る意味

音楽活動

音楽を何で聴いてますか?

この前、ツイッターでこんなことをつぶやいてみた。
(事業アカウントのほうで)

ほんとそう。事務所で自宅でSpotifyを流し続けている。
最近はもっぱらサカナクション。発売されたばかりのサカナクションのベストアルバム「魚図鑑」
買わずに鬼リピートだ。

タダで最新アルバム聴き放題!?いいのでしょうか?

いい加減、サカナクションに申し訳なくなってきた。
ライヴに行ってグッズを買おう!と思っています。

実際、Spotifyを使ってみると、Spotifyの無料アカウントで充分。
CMが入るのだけど、僕はそもそもラジオ人間なのでCMに慣れている。

でも、このまま、サカナクションを聞き続けていて、大丈夫なのだろうか?
お金はどう動いているのだろうか?と調べてみた。

Spotifyからのお金の流れ

Spotifyのような音楽聴き放題サービスをJASRACではサブスクリプションというくくりで著作権料を徴収しているようです。
JASRACの使用料早見表によれば、ここが当てはまるのかな?

 

情報料及び広告料等収入あり
(基本となるサービス)楽曲単位で選択可能の場合→

月間の情報料及び広告料等収入の7.7%又は77円×月間の総加入者数

Spotifyの広告は自社広告がほとんどのようだから、広告料収入等の「等」に有料会員の会費が含まれるのだろうと想定すれば、収入のほとんどが有料会員月額の7.7%。
これがJASRACに上納されてそこからアーティストに還元されているのだろう。(と予測)

もしくは月間総加入者数×77円だとすると、その月の加入者なのか累計なのかわからないけど、累計だとすると毎月、会員の人数×77円がJASRACに上納されているのだろうか?

未確認だけど、でも、まぁ、そんなところなんだろう。
仮にiTunesなどで200円で楽曲を購入した場合は、メジャーアーティストの場合はそれぞれ取り分が所属レーベルによって違うとは思うけど、3割くらいか。
個人が直接ディストリビューターとやりとりした場合は9割近くがアーティストに入るけども、メジャーはそのくらいになってしまうんだろう。
多くの人や組織が関わっている分、アーティストへの配分は少なくなる。もちろんDL数は桁が違うわけですが。

いずれにしても、Spotifyの無料会員はSpotifyに負担を掛けていることになるのかな?
無料会員はお金を一切払わない。それでも、SpotifyからはJASRACに入れるお金が必要になる。
それを一部のプレミアム会員の会費でまかなっている構造。

これで合ってる(と思う。)

Spotify Premiumは月額980円。

これは音楽業界を支えるという意味でも入るべき「出資」なのかもしれない。

そして、無料会員に入ってくるCMに、ジャパネットたかたの2~3分CMを挿入すれば、多くの人がプレミアム会員になるのだろう。

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